お客様の思考と合わせることが大事
会社を経営していると、日々いろいろな企画やアイデアを沸かせ、イベントやら広告やら仕掛けると思います。
担当者は試行錯誤して一生懸命考えていると思いますが、それにも関わらずお客様の反応がイマイチだったり結果が伴わなかったりすることがよくあると思います。
自分では大絶賛の企画なのに、周りの反応はそうでもないときってあるのではないでしょうか?
自分では斬新なアイデアだと思っても、お客様に響かない。
これってどういう現象かといいますと、お客様は「自分の頭の中身と関連付けて物事を考える」ので、それに合っていないと心に響かない。動かないということになります。
「お客様の頭の中身」とは、人それぞれ育ってたきた環境や物の考え方があるので、今まで自分が経験してきたものと違う発想や思考を、突然、目の前に出されてもピンとこないということです。
逆に、自分のこれまで育ってきた環境や境遇、物の考え方に沿って出てきた企画やアイデアっていうのは、「それ分かる!」と共感され人が動きやすくなります。
つまり、自分の会社が定めた理想の顧客はどんな考え方をしているのかを見定めて、それに沿った企画やアイデアで勝負すれば、それに共感した理想のお客様がやってくるということになります。
そこを見定めないで、建築業者側の担当者の思考で企画してしまうと、自分では大絶賛の企画だけど、理想の顧客からすればまったく響かないものになってしまいます。
困ったら、自分の行動を振り返ってみてください。
どういう思考で物を買いますか?
何を基準にしていますか?
どういう生活をしていて、どこが困っていて何が便利であれば、それを欲しいですか?
特に建築は金額が大きい買い物ですので、常にそういう視点で物事を考える必要があるのではないでしょうか。